経営者やフリーランスで活躍している方であれば集客用ホームページとしてWordpress(ワードプレス)がいいという話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。Wordpressという言葉はなんなく聞いたことがあるけれど、なぜ集客に強く、どんなメリットがあるのか?
WordPressのメリット、デメリットを含めた特徴についてお話させていただきます。
今回のコンテンツ
WordPressとは?
WordPressとは、ブログ形式のホームページを立ち上げることができるプログラムです。基本無料で使えます。
アメブロのようなブログ機能がついたホームページを簡単に作ることができます。
WordPressをご提案すると「ホームページが欲しいのであってブログが欲しいのではない」と誤解されることがままあるのですが、もちろんWordpressを使い、一般的なホームページを作ることができます。
ideyaのこのホームページもWordpressを利用して作っています。ブログ専用のシステムというわけではなく、ホームページ内にブログ機能を搭載することのできるホームページ作成システムと言えます。
現在、世界中でホームページの約3割がWordpressを利用して作られています。メルセデスベンツやディズニーなどの大企業でもWordPressを利用して作られる事例が増えています。
WordPress、その人気の秘密を探っていきましょう。
WordPressの特徴 (メリット)
無料で使える
オープンソース (誰もがプログラムを自由に扱えるように公開されているシステム) ですので、利用は基本無料です。
ただ、〇〇.comなどオリジナルドメイン維持費とWordpressをインストールするサーバー料金が別途必要になります。
WordPressで検索すると1万円程度でWordPressテーマが販売されていることに気がつきます。これはWordPressを自由に着せ替えできるデザインテーマでありプロが作成したデザインを簡単に自分のWordPressで利用することができます。テーマについては後ほど説明します。
ブログとホームページが一体化できる
これまではホームページにブログ機能を設置しようとした場合、アメブロなど外部サービスへのリンクが一般的でした。
しかし、これではせっかく自社ホームページを訪れてくれたお客様を外部サービスへ引き渡してしまう非常にもったいない状況です。
大抵こんな流れになります。
↓↓↓↓↓
お客様がスタッフブログを読むためにボタンをクリック
↓
別画面でアメブロが開く
↓
スタッフブログを読むうちに他のブログが気になる
↓
そのまま他のブログに夢中になり離脱。
これは実際よくあるケースです。
アメブロなどは他のブログ記事や広告へユーザーを誘導するための施策をこれでもかと行なっていますので、ユーザーを吸い取られる可能性も大きくなります。
WordPressでは、自社ホームページ内でユーザーを回遊させることができる為、お客様を逃すリスクが少なくなるというわけです。
SEOに強い
SEOとはGoogleなどの検索エンジンで上位表示させるための施策ですが、WordpressはSEOに非常に有利なシステムです。これはGoogleの検索エンジン開発担当者なども発言の中で認めています。
「Wordpressを利用することはSEOにとって良いこと」だと。
この事実を裏付けるように、ここ数年、検索エンジンで上位表示されるホームページの多くがWordpressを利用したブログ形式のホームページです。
デザインが豊富でリニューアルが容易にできる
WordPressはデザインが容易に変更できる「テーマ」という機能を持っています。
見た目の変更がこれまでのホームページニューアル作業に比べ驚くほど簡単にできます。多少知識のある方であればホームページ制作業者に依頼しなくとも自分で変更が可能です。
もちろんこれまでに書き溜めたブログは継続して利用することができます。また、デザインも豊富で無料から有料まで様々なテーマが利用できます。
通常であれば数十万円もしそうなデザインが数千円〜1万円程度で購入できます。
僕は海外のテーマを利用することが多いのですが、日本のテーマにくらべて断然高機能です。マーケティングに優れたパーツが数多く用意(しかも無料で!)されており、初心者でもデザイン性に優れた商品紹介ページや会社概要ページが作れるよう「ページビルダー」という作成ソフトが標準で装備されています。
またサポートも充実しており、質問を投げると翌日にはめちゃくちゃ丁寧な返事が返ってきます。これには何度も助けられました。ユーザーからの質問は一般にも公開されており、初心者がサポートを受けながらびっくりするような素晴らしいホームページを作りあげている様子が見て取れます。すべて英語というのがやや難点ですが、翻訳ツールを使うことで割と問題なく利用することができます。
プラグインが豊富
プラグインとは、便利な機能を簡単にWordpressに組み込むことのできる機能です。
プラグインはPCで言うところのアプリケーションに似ています。インストールすることで様々な機能を自由に追加できるのです。
これまで専門の知識が必要であったメールフォームの設置やブログ記事のSNS共有、チャット機能などビジネスでも有効なプラグインのほとんどが無料で利用できます。
操作が簡単
タイピングできる程度のスキルがあれば、誰でも自分でホームページの更新ができます。アメブロを利用したことのある方なら、操作感はほとんど変わりませんので違和感なく利用できるはずです。
情報が豊富にある
WordPressのインストール方法、設定、カスタマイズなどに関する情報はインターネットで簡単に見つけることができます。
「デザインをこんな風に変更したい」といった場合にも検索すると画像付きで詳しい設定方法がすぐに見つかります。
複雑なカスタマイズ情報も豊富に出回っている為、操作で困った時にもすぐに情報を見つけ出すことができるでしょう。
WordPressのデメリット
文章能力が必要になる
ビジネスでブログを活用する場合には、ユーザーに読んでもらえるよう最低限の文章力は必要です。
「何を書いていいかわからない」
「筆がすすまない」といった悩みは皆一緒です。
ここで断念する人も多いのですから、書くことができればビジネスチャンスは広がります。
ブログはあとから簡単に修正できるので、まずは記事を継続して書くことを習慣にしましょう。書いていくうちにWordPressの操作に慣れ、記事を書くコツも掴めてくるはずです。
表示速度
WordPressはPHPというプログラムを利用し動作しています。PHPはクリックされた時点で様々なパーツをデータベースから読み込んでページを組み立てるため、HTMLのみで制作されたホームページに比べ表示速度が遅くなる傾向にあります。
ページの読み込みが遅くなるとユーザーの離脱やGoogle検索順位への影響も出てきますので、画像のファイルサイズを小さくしたりといったホームページの軽量化に気を配る必要があります。
費用面
僕自身デメリットとは思っていませんが一応書いておきます。
WordPress自体は無料で利用できますが、ドメイン維持費、サーバー利用料が別途必要になります。通常のホームページを維持する場合にも同様の費用は発生しますが、アメブロなど無料ブログに比べるとランニングコストは高くなります。
とはいえ、サーバー代も安くなった今では月額1,000円程度ですので、他の宣伝媒体に比べればタダ同然ともいえます。宣伝広告費が月額千円ていいでしょ?
まとめ
私もWordpressに魅了された1人です。
WordPressはITスキルの有無に関係なく、情報を発信する機会を多くの人与えてくれる素晴らしいツールです。ぜひあなたもWordpressで情報発信するクリエイティブな体験を楽しんでいただきながら、ビジネスを成長させてください。
はじめてのWordpress導入に際しては、わからないこと、不安なことだらけかも知れません。
そんなときはどうぞideyaまでご相談ください。