こんにちは、カワテです。
WordPressを初めて利用するときに多くの方が最初につまづくのが、横文字で書かれた専門用語の数々です。なんとなく意味のわかるものもあれば、さっぱり見当もつかない単語がWordPressにはたくさんでてきます。
使っていくうちに理解できるようにはなるのですが、高まったモチベーションを萎えさせないためにも「最初にこれだけは覚えておくと便利!」というキーワードをまとめてみました。 一読いただければ幸いです。
今回のコンテンツ
WordPressでよく使われる用語
ダッシュボード
WordPressにログインすると最初に開かれるトップページ。ブログの投稿や各種設定はここから行います。
投稿
WordPressではブログ記事を投稿(英語ではPOST)と呼びます。
ブログ執筆に関するメニューは投稿の中にあり、ブログ記事の編集、新規作成、カテゴリー作成、タグ作成などが行えます。
エディタ
ブログを書く際に利用する文章入力パネルのこと。2種類の方法でブログを書くことができます。
ビジュアルエディタ
HTMLを利用せずに文章を書く場合に利用します。実際のブログで表示される内容を確認しながら編集できます。初心者向き。
テキストエディタ
HTMLを編集しながら文章を入力したい場合に使います。基本的なHTMLの知識が必要ですが、細かなデザインの調整が可能です。
アイキャッチ画像
ブログ記事の冒頭に表示されるユーザーの目を引くための画像のこと。
投稿一覧ページやSNSへの投稿などにも使われる大切な画像ですので、ブログを書いたら必ず設定しましょう。
抜粋(Excerpt)
ブログの投稿内容を凝縮した説明文のこと。
「投稿一覧ページ」などで記事の紹介文として利用されます。テーマによっては抜粋を設定出来ないものもあります。
メディア
WordPressで画像を管理するためのメニュー項目。
画像のアップロードやブログに画像を挿入する際に利用します。
キャプション
ブログに画像を挿入した際、キャプションに入力した文字が画像下部に説明文として表示されます。写真に個別の説明文を入れたい場合に設定します。一般的にはあまり利用しません。
代替テキスト
エラーで画像が表示されない場合や、音声読み上げ機能を利用した際に画像の代わり表示、または読み上げられる文章です。画面上には表示されませんが検索エンジン対策にも有効ですので画像をアップロードした際には必ず設定しましょう。
サムネイル
縮小サイズ画像の呼び名。
WordPressでは大・中・小、3種類のサムネイルが自動で作成されます。
トリミング
画像を好みのサイズにリサイズすること。
固定ページ
WordPress内にデザインページを作成するためのメニュー項目です。
固定ページでは会社概要、メニュー紹介ページなど、自分好みにアレンジしたデザインページを作成できます。また、固定ページはページ同士に親子関係を持たせることもできます。
フロントページ
WordPressでトップページとして表示させるページを指します。
WordPressインストール直後は記事一覧ページがトップページとして表示されますが、固定ページを利用してフロントページを作ることで、オリジナルのトップページとして配置することができます。
カテゴリー
WordPressでブログ記事を分類するジャンル分けの方法。
ブログ記事は1つ、または複数のカテゴリーに入れることができます。カテゴリー機能を利用することで同じカテゴリーに属する記事への移動がスムースになります。
カテゴリーには大分類・中分類・小分類など階層構造を持たせることができます。
例) 食品 (大カテゴリー) → 魚介類(中カテゴリー) → カニ (小カテゴリー)
タグ
カテゴリーと同様にブログ記事を分類する方法の1つ。
使い方は「カテゴリー」とほとんど同じですが、階層構造を持たせられない点がカテゴリーとの大きな違いです。
アーカイブ
過去記事をまとめた一覧ページを指します。
WordPressでは月別、カテゴリー別、タグ別、執筆者別など様々な一覧ページが自動で作成されます。
テーマ
インストールすることでブログのデザインを自由に着せ替えることのできるデザインテンプレートのこと。
無料から有料まで数多くのテーマが配布、販売されています。
ウィジェット
ブログに「記事一覧リンク」や「SNSアプリ」などの便利機能を追加できるプログラムのこと。ほとんどのウィジェットは無料で利用できます。
ウィジェットの追加・削除は「外観」→「ウィジェット」から行います。
プラグイン
WordPressの機能を拡張させるプログラムで、PCでいうところのアプリケーションのような存在。
プラグインを利用することでWordPressに様々な機能を追加し、自分なりのカスタマイズを楽しめるようになります。無料から有料の高機能なものまで膨大な数のプラグインが配布・販売されています。
ヘッダー
ホームページの上部、ロゴやナビゲーションメニューにあたる領域を指します。
すべてのページに共通して表示され、他ページへの移動をスムースにする役割を持っています。
フッター
ホームページの下部に位置し、他ページへのリンクやコピーライトを表示する領域を指します。ヘッダーと対の関係にあります。
スラッグ
WordPressで利用されるページ名、またはページ固有のIDのこと。
スラッグは半角英数字で表記され、ページ名以外にもカテゴリー名やタグ名にも使われます。
パーマリンク
パーマリンクはスラッグを含むWordPressで作成されたページアドレス(URL)を指します。スラッグと混同しがちですが、スラッグはページ名、パーマリンクはアドレス全体を指します。
ショートコード
短い文章を挿入するだけでプログラムを埋め込めるWordPressの機能。
上記の例では、文章中にこの文字列を入力すると鎖アイコンが自動で挿入されます。
これは簡単な例ですが複雑なプログラムも短い文字列だけでいとも簡単に挿入できるすごい機能です。私も初めてショートコードを知った時にあまりの簡単さに驚きました! ショートコードの書き方は利用するテーマやプラグインによってそれぞれ違いますすので各テーマのマニュアルを参考にしてください。
ディスクリプション
webページの内容を簡潔にまとめた紹介文のこと。
ディスクリプションはGoogleなど検索エンジンの検索結果に表示され、検索結果ページからユーザを呼び込むための重要な役割を持っています。ディスクリプションは多くのテーマで自由に設定することができます。テーマにディスクリプション記入欄がない場合にはプラグインを利用して設定します。
パンくずリスト
ページ内の現在地を示すナビゲーションの名称。
通常、ページ上部に表示されホームページ内の移動をスムースにする役割を持っています。
サイドバー
ホームページの画面横に設けられたメニューやバナーを設置するためのスペース。
WordPressではサイドバーを設置する、しないをページ単位で選ぶことができます。
作成者(Author)
ブログ執筆者のことを指します。
1つのWordPressサイトに複数のAuthorを登録し、記事の執筆・編集作業を共同で行うこともできます。
RSS/Atom フィード
ブログの更新情報を自動で配信する機能。
RSSリーダーと呼ばれる閲覧ソフトを利用すると、ブログが更新されると情報が自動で通知されるようになります。
Width
横幅。
px、em、%などの単位で表されます。WEBサイトでは高さよりも横幅を指定する機会が多くあります。
Max Width
最大横幅。
PCの広い画面などで最大どこまで横幅を広げてホームページを表示するかを指定します。
Height
高さ。
スライダー
画像やブログ記事をスライド形式で横にずらして表示する機能。
トップページのメインビジュアルなどでよく利用されます。
Recent Post
英語で「最近の投稿」を指します。
海外のテーマやプラグインなどでよく利用されるキーワードです。
ポートフォリオ
自身の制作事例や画像ギャラリーなど、実績を示す作品ページを指します。
px / em / rem / % / VW
WEBサイトで使われる長さの単位。
LETTER SPACING
レタースペースは文字間隔を調整するために利用されるスタイルシートです。
letterspacingの文字を見かけたら「文字間隔のことだな」とさえ理解しておけばOK。
インターネット用語
HTML
ホームページを作成するための言語。
[code]などと記述され、<>でくくられたタグと呼ばれる要素が積み重なり、ホームページを構成しています。
CSS
スタイルシートと呼ばれ、ホームページにおける文字の大きさや背景色、要素のサイズなどのスタイルを指定するための言語。HTMLと組み合わせて利用します。
WordPressを利用する際には多少でも知識を持っておくことで様々なカスタマイズが可能になります。
キャッシュ
ホームページの表示を高速化するための機能。一度読み込んだ情報を一定期間保存し、同じページを再度表示する際には表示までの時間を短縮することができます。
サーバー
ホームページの情報(データ)を保存しておく場所。
通常、月額で料金を支払うレンタルサーバーを利用するのが一般的です。
ドメイン名
ホームページアドレス。例えばこのブログのドメイン名は ideya.xyzです。
他に登録されていなければ好きな文字列を登録することができます。年額で数百円〜3,000円程度の利用料金がかかります。
SEO
検索エンジン最適化と呼ばれるGoogleなどの検索結果で上位表示させるための施策のこと。
PHP
プログラム言語。
WordPress は PHPというプログラム言語を利用して作られています。
ランディングページ
商品やサービスを売るため専用に作られた縦長のページ。LPなどとも呼ばれます。
商品の特徴やお客様の声などが記載され、最後に申し込みフォームが設置されるパターンが一般的です。
内部リンク
同一のホームページ内に向けて貼られたリンク。
メニューやTOPに戻る、などのリンクはすべて内部リンクに当たります。
外部リンク
自身のホームページ以外の外部サイトに貼られたリンク。
コンバージョン
商品が売れた、お問い合わせが来た、などホームページでの成果を指します。
コンバージョンは必ずしも金銭的な成果ではなく「ブログを○本読んでもらう」 「LINE@に登録してもらう」など運営者が独自に決めた目標に対しても使われます。
レスポンシブデザイン
PCでもスマートフォンでも読みやすいよう最適化されたホームページのデザイン。WordPressはレスポンシブデザインで作られており、自動でスマートフォンに最適化されるよう調整されています。
まとめ
私もWordPressを使い始めた当初は操作方法を聞ける人もなく、訳も分からずネットの情報を調べながら恐る恐る触っていたものです。
インターネットにはWordPressの使い方に関する情報が山のようにありますし、これらのキーワードを知らなくてもWordPressを利用してブログを書いている方はたくさんいます。
毎日使いつづければ絶対に慣れます!
少しづつWordPressに触れながら操作に慣れていってください。
この記事が皆様のお役に立てれば光栄です。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!